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美容と健康のコラム 野菜について

美容と健康のコラム 野菜について

2016/01/22 │ カテゴリー:野菜

冬のお鍋には欠かせない!水菜のパワーって?

冬になるとスーパーでよく見かけるようになる「水菜」。味にクセが少ないのでサラダやお鍋など色々な料理に使うことができますし、価格も手頃な優秀食材です。
お吸い物や炊き込みご飯などにさらりと添えると料理の色合いが良くなって、一段とおいしそうに見えますよね。
そんな便利な水菜ですが、実は美肌に良い成分がたっぷり含まれているということをご存知でしょうか?

水菜に含まれる美肌成分がすごい!

水菜には以下のような美肌成分が含まれています。

◆β-カロテン
冬の肌のお悩みといえば「乾燥」ですが、水菜にたっぷり含まれているβ-カロテンは肌の乾燥を抑えてくれる効果が期待できます。β-カロテンには皮膚の粘膜形成を助け、乾燥を増長させる“肌の角質化”をセーブする働きがあると言われています。

◆ビタミンC
水菜には美肌に欠かせないビタミンCも含まれています。ビタミンCは肌のハリや弾力を保つコラーゲンの生成を促してくれます。さらに、シミやシワの元となるメラニンの生成を抑制する美白効果まで期待できるのです。

◆鉄分
水菜には鉄分や葉酸も豊富です。貧血気味で顔色が青白く不健康に見えてしまうという方は、ぜひ水菜で鉄分を積極的に摂取しましょう。しかも水菜には鉄分の吸収率を高めるビタミンCも豊富に含まれているので、さらに効率的に鉄分を摂取することができます。

◆ポリフェノール
見た目からは想像しにくいですが、水菜には酵素を活性化して肌の新陳代謝を活発にするポリフェノールも含まれています。

水菜のオススメの調理法は?

水菜に含まれている美肌成分をより効果的に摂取するために、調理方法のコツも知っておきましょう!

◆火を通しすぎないこと
水菜に含まれるビタミンCは熱に弱いので、炒めたり煮たりするときはできるだけ短時間で仕上げるようにしましょう。また、熱をいっさい通さずに、ドレッシングをかけてそのままサラダ感覚で食べるのもおすすめです。β-カロテンは油と一緒に摂取すると吸収率が高まるので、オイルを含むドレッシングと相性が良いのです。

◆スープまで飲めるように調理する
水菜に含まれているビタミンCは水に溶け出す「水溶性」です。鍋やスープに水菜を入れた場合は、具だけでなく汁まで飲むと良いでしょう。ただし、塩分の摂りすぎにならないように味付けには注意してください。

◆酸っぱいものと混ぜる
鉄分は、レモンなどの柑橘類や梅干しに含まれるクエン酸と一緒に摂取すると吸収率が高まります。レモン、オイル、お醤油をミックスしたドレッシングをかけたり、つぶした梅干とあえてみたりしてもおいしいです。

◆水菜をおいしく食べるためには…
水菜を購入するときは、葉先が傷んでいたり変色したりしていない新鮮なものを選ぶようにしましょう。茎があまり太くない方がより美味だと言われています。

ただし、水菜は他の野菜に比べて傷みやすいので長期保存には向いていません。できるだけ早めに食べるのがベターですが、保存する場合は、湿らせた新聞紙やクッキングペーパーなどで葉を包んでビニール袋に入れておきましょう。
手軽に手に入る美肌食材「水菜」を使って、きれい生活を始めてみましょう!

ライターの紹介

【美容ライター】 エンドウ

【美容ライター】 エンドウ

雑誌やWebを中心に、美容・健康をテーマにした記事を執筆中。自宅で簡単にできるスキンケアやダイエット方法を、自身で実践しながらみなさんに発信します。