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美容と健康のコラム 美容と健康に必要な成分

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2016/05/19 │ カテゴリー:成分

アンチエイジングに!黒にんにくを食べよう

みなさんは、最近巷で話題になっている「黒にんにく」をご存知ですか?
昔は民間薬として活用されていたほど体に良いにんにくを、発酵させて作るのが黒にんにく。もともと体に良いにんにくを材料にしているだけあって、さまざまな健康効果が期待できる黒にんにくですが、最近は普通のにんにく以上の“アンチエイジング効果”があると言われており、ますます注目が高まっているのです。

黒にんにくとはそもそも何か?

黒にんにくは、通常の白いにんにくを一定の温度と湿度の環境で1ヶ月程熟成させて作ります。長時間熟成させたにんにくは、自然に発酵して黒くなります。
黒にんにくには、白いにんにくとは違う特徴がいくつかあります。まずは、あのにんにく特有の臭みがありません。にんにくの臭いの原因となるのは「イオウ化合物」ですが、黒にんにくは熟成段階でイオウ化合物が除去されるのです。「にんにくが好きだけど、あの臭いを気にして我慢している」という人でも、黒にんにくなら気兼ねなく食べることができますね。
また、黒にんにくは普通のにんにくよりも糖度が増すので、まるでドライフルーツのような味になります。食事のときだけでなく、適量をおやつ代わりに気軽に摂取することができそうですね。

高い抗酸化作用を発揮する黒にんにく

黒にんにくの大きな魅力が、通常のにんにくにはない「S-アリルシステイン」という成分が含まれているということです。
S-アリルシステインは、ポリフェノールの一種です。にんにくを熟成させる段階で、黒にんにくにS-アリルシステインが生成されるのです。
このS-アリルシステインは、高い抗酸化作用を発揮します。抗酸化作用とは、体や肌の老化を促進する酸化現象をセーブする働きのことです。もともと私たちの体には酸化を防ぐ機能が備わっていますが、加齢と共にその能力は衰え、体内に活性酸素がどんどん蓄積されるようになってしまいます。黒にんにくを摂取することで体内の抗酸化作用を高めることができれば、アンチエイジングにつながります。ちなみに黒にんにくの持つ抗酸化力は、通常のにんにくの約10倍とも言われています。

免疫力強化作用が強まる

黒にんにくは抗酸化作用だけでなく、免疫力を高めることができるとも言われています。黒にんにくに含まれているS-アリルシステインのパワーによって、免疫細胞を活性化することができるというデータがあるのです。
私たちの体は免疫力が低下すると、風邪をひきやすくなったり、疲れを感じやすくなったりする他に、肌荒れなどの不調も起こりやすくなります。さまざまな不調やトラブルを防ぐために免疫力を高めることは、もちろんアンチエイジングにもつながります。

市販の黒にんにくでも、自宅で手作りした黒にんにくでもOK。毎日少しずつ始めてみましょう!

ライターの紹介

【美容ライター】 エンドウ

【美容ライター】 エンドウ

雑誌やWebを中心に、美容・健康をテーマにした記事を執筆中。自宅で簡単にできるスキンケアやダイエット方法を、自身で実践しながらみなさんに発信します。